中村哲也「ペイントフェアリング・5S-H 型改」
実際に打ち上げられたロケットのフェアリング ( ロケットの 先端部 ) を用 いた世界初のフェアリング・アート作品。 中村哲也の手による流線型 装飾が施された仮想ロケットの フェアリングが回収されたという想定の展示空間となります。
【アーティスト略歴】
中村 哲也(なかむら てつや)
東京藝術大学で漆工芸を学び、これまでにも物語的な構想による仮想造形物を、その精緻な技法に支えられた独特の装飾デザインで提示してきた中村氏。今回制作したのは、実際に打ち上げられ、回収されたロケットのフェアリング(ロケットの先端部)を用いた、世界初の作品。通常では入手困難な素材に彩色を施し作品化する。中村本人がデザインし打ち上げたロケットの、残骸による展覧会が開催される、という設定を仮想。
実際に宇宙に飛び立ったロケットの破片がそこに展示されることで、仮想と現実の狭間を興味深く見てとることができます。
【展示情報】
展示会場:南界中学校跡地(中種子町)
展示時間:10:00 - 17:00(日中のみの展示となります。)
料金:無料